お歳暮のシーズンが始まりました。スーパーやデパート、ネットの広告を見てそろそろ贈らないと、と思っても忙しくて後回しにしてしまい、気がつけば贈答の時期を過ぎてしまう人も少なくありません。お歳暮を贈る時期は11月末から12月20日頃まで。地域によっては11月中旬から贈り始める場合もあります。
いつか贈ろうではなく、休日など時間があるときにすぐに贈る準備を整えましょう。本来はお正月をつつがなく迎えられるような縁起の良い食品が贈られてきましたが、最近ではバリエーションも増え、相手が喜ぶようなものなら問題ないとされています。特にマナー違反というものはありませんが、贈る相手の家族構成、好みなどを考慮して贈りましょう。もしお歳暮の時期を過ぎてしまっても、慌てることはありません。
まず先方に贈答時期を過ぎてしまったことにより、お歳暮を贈られなかったことを詫び、年明けに改めてお年賀を贈らせてもらうと連絡しましょう。連絡方法は、封書でも電話でもどちらでも構いません。最近会っていない、話もしていない人ならこれを機会に電話して久しぶりに声を聞くのも良いかもしれません。お年賀は一般的な松の内とされる1月1日から6日頃までです。
こちらは絶対に忘れないように贈っておきましょう。もし松の内に会えるのなら、直接お年賀を持って行っても構いません。よくないのが、時期を過ぎてしまったからと言って、お年賀も贈らず、連絡もしないことです。不義理にはならないように気をつけましょう。