お歳暮を贈るのはいつ頃からいつ頃まで?

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歳暮とは、もともとは年の暮れの事を指し、その時期に、お世話になった人を訪問して贈り物をすることを「歳暮回り」と呼んでいました。この時の贈り物が「お歳暮」と呼ばれ、今では暮れに贈り物をする習慣そのものを指す言葉になったわけです。歳暮回りはお正月の準備を始める日とされる「正月事始め」の日である12月13日以降に行われていたそうで、そのためお歳暮を贈る日も12月10日過ぎが良いとされています。とは言え、年末の忙しく不在がちな時期に届くと、かえって相手の迷惑になってしまうので、12月20日頃までに、遅くても25日までには届くように贈る配慮は欲しいところです(ただし、生ものや年末年始に使う食材の場合はこの限りではありません)。

どうしても年末に届けられない場合は、熨斗の表書きを「お年賀」(1月7日まで)「寒中御見舞」「寒中御伺」(2月4日まで)にし、相手にお歳暮として贈れなかったので年明けに贈ることを手紙か電話で伝えるようにするといいでしょう。しかし、12月10日以前に贈ってはいけない、ということではありません。最近では師走の忙しい時期に贈るのは心苦しいし気を遣うからと、お歳暮を贈る時期がだんだんと早くなってきており、それに合わせて、デパートなどの年末商戦も早めに始まるようになってきています。また、もともと関東では12月1日ごろからお歳暮を贈る習慣があることもあり、11月下旬~12月上旬ごろと早めに贈る方も増えてきているようです。

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